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2009年2月28日土曜日

釜山ビーチ

プサンのビーチへ行ってきた。

デニスの大学時代の友達15人と。

韓国のビーチ沿いには、ゲストハウスみたいなのがいっぱいあって、

そこを大人数で大部屋を借りて飲み明かす。

しかも20人は入る大部屋で一泊4000円。

韓国の大学生には有名な遊びみたい。

日本にもそういうのあったらええのに。あるの知らんだけかな。

みんなでカレーを作り、ビーチに行ってサッカー、野球、リレー。

まじ学生気分や。

テコンドウをやって見せてくれた。

韓国の男の子は半分以上の人間が小さい時にテコンドウをやってるんだって。

僕も得意の空手!

といいたいとこやけど、野球しかやったことがないので無理。

柔道とか剣道とかなんかやっとけばよかったな。

昔、父がよく『道』が付くものを一つでもやっとけ。

って言ってたな。


あ、この写真はデニスとカップルTを買った記念。

彼女ともこんなキモイことやったことないのに。

このTシャツのプリント僕に似てない??


汗を流して宿に帰り、みんなで鍋、じゃないや、フライパンを囲んでサムギョプサイ。

めちゃうまいんやけど、なんせ服が臭くなる。

ほんま自分では分からんけど、

この一ヶ月で体は脂のにおい、口にはキムチのにおいが染み付いてそうや。

自分でわかってることは下っ腹が確実に出てきたこと。


お腹がいっぱいになった後は、みんなで輪を作って韓国ゲーム。

ルールもわからんゲームがいくつかあっててんてこ舞いやったけど

もう一回言うけど自分が大学生になった気分になれた。



そうじゅを飲んで気持ちよくなって、みんな韓国語で盛り上がってたので、

ちょっと孤独を感じて外出た。

旅のことをいろいろ思い出して寂しそうにしてたら

犬が遊んでくれた。

一人の日本語勉強中の19歳の子が来て、

横に座り、片言の日本語で北朝鮮の事、日本ととの事を一生懸命話してくれた。

こんな若いのにめっちゃしっかり思いを伝えてる。

僕が19歳の時、何考えてたやろう。

美容の事しか頭になかったな。そんで遊びまくってた。

今もそんなにかわってないけど。


男はいつまでもピーターパンじゃあかん。

大人にならんとな。

たまにピーターパンに戻れるネバーランドみたいな場所があればそれでいい。


次の日、頭痛とともに目が覚めた。

みんなはラーメンを作って食べてる。

韓国ではお酒を飲んだ次の日の朝は辛いラーメンを食べるのが普通らしいが、

そんなもん朝から食えるか。

水をいっきに体中に流し込み、

朝日を浴びたらすぐ頭痛はとんでった。

何人かの髪を切った。

韓国の女の子たちは日本人美容師である僕の腕を心から信頼してくれてる。

これがこの旅の海外での最後のカットやな。

いろんな場所でいろんな人に髪切ってきたなぁ。

何人くら切ったんやろう。

カウントしとけばよかったな。

1000人くらいかな。また彼女になんでも大きく言いすぎって言われるな。笑




さぁ。

帰ろう。


日本。

夢物語は明日で終わり。

これからは日本で現実と遊ぼう。

待ってろよ日本!!!

Jeju島 雨

チェジュ済州jeju島のcafeで前回の日記を書き終わり外に出たら大雨。

あぁ。傘持ってないし。

電化製品いっぱいもってるし。

どうしようともう一回cafeに入って同じ席に座り、あたかも出てませんよって本を広げた。

どこ泊まろう。とか思ってたその時。

携帯がなった。

電話の相手はとチェジュ島に住んでる地元人から。

DAEGUの友達テイヒョンとネットで繋がってPUSANの友達デニスを伝ってこの携帯に繋がった。

いやぁ。まじラッキー。

今からここに迎えに来てくれるって。

最高。

彼の家にお邪魔させてもらえることになった。

彼の名はジン。23歳。あ、インターナショナル21歳。めちゃ若。

次の日は韓国一高い山、ハラマウンテンに登る予定!

一番高い山がここチェジュ島にあるのってなんか変やな。

その日はビールもそこそこに切り上げ、早めに寝たが、

次の日も雨。

友達には恵まれたが天気には見放されたらしい。

まぁいい。

もう一人、みんちゃんって日本語勉強中の子が加わり、3人で観光につれっててくれた。

この道がチェジュ島にあったの知らんかった。

『神秘の道路』

写真じゃわかりずらいけど、これ上り坂。

そんで車のエンジンオフ。

なのに車は坂を登る!!!

すげ~~~!まじ不思議。

以前、TVで見たときはどうせ錯覚やろ。とか思ってたけど、

錯覚だとしても意味が分からん。

だって上り坂なんやもん。

意味不明のまま次へ。

韓国の昔の暮らしがつまってる博物館へ。

昔のDJ。いい顔してる。

今よりお洒落なんじゃねぇか?。。。

昔の美容室。いや、床屋か。

床屋のはずやのにペンチとかがいっぱい並べられてた。

学校。

せっかくやから制服着て3人で写真撮った。

学校やのになんでライフルがあるねん。

でもみんながつっこんでないってことはこれが普通なんやな。

日本はエアーガン禁止令がでてたのに。

卓球したりめんこで遊んでみたり。

昔の農業とか見てもかなり日本に似てる。



夜になり、お礼に二人の髪を切った。

マンションの最上階にある彼の家からはチェジュの夜景が一望できる。

ハサミ持ってきてよかった。

ハサミがなかったら自分の存在価値が半分くらいになりそうやな。


切り終わり、スタイリングしてあげたらみんちゃんは自分でいっぱい写真撮ってた。

韓国の女の子は自分撮りが大好き。

携帯とかカメラとか自分の写真がいっぱい。

日本の女の子もこれくらい自分の事好きになればいいのに。

男の子は写真大好き。まぁこれは日本人もやけど。

僕の写真めちゃめちゃとってくれる。

俺は有名人か?と思うほど撮ってくれる。

これはやりすぎやろ。

掃除は自動掃除機がやってた。

かねごんみたいなやつ。

クリーニングかねごんでクリゴンやな。

これはじめて見たけどかなり頭いい。

こんなもん!とか思ってたけどこれ結構使えそう。

見てたら動物に見えてきて可愛くなって写真いっぱいとったげた。

そしたらはりきちゃってこの部屋だけじゃなく、次の部屋まで掃除してた。

機械もおだてるといいみたい。


もう一人、はん君が加わり、大好きなマッコリを飲みに連れてってくれた。

韓国語しかできない彼だけど、

辞書を引きながら一生懸命自分でボディランゲジーで会話してくれる。

横には英語ができるジン君と日本語ができるみんちゃんがいるのに。

こういうのええな。


自分だったら横の二人に頼っちゃいそう。

いやぁほんと出会いって面白いなぁ。

とにかく出会いのチャンスは逃しちゃもったい。

みんなに『もったいない』って言葉を教えてあげた。


次の日、ってかプサンに帰る日。

今までになく晴れ。

家からはハラマウンテンが見えた。

気持ちいいから髪切りたくなってハン君の髪を切った。

今日なら登れたのに!

まぁまた来る理由ができた。

みんなにも会いに来なきゃ。

2009年2月24日火曜日

☆チェジュ島☆

またまた小さいほうのリュックにipod,PC,カメラ、本、着替え、そしてハサミを詰め込み、

家出をするようにチェジュ島へ来た。

空港に着いて、とりあえず島の地図をもらう。

宿も決まってないから一番に来た適当なバスに乗った。

海沿い走るバスだったらいいなぁと思ってたら

そのバスはどうも内陸の方へ行くみたいだったので、ちょっと栄えてる所で降ろしてもらい、

次の日の一日ツアーを探しながら町をぶらついた。

3つほどツアー会社を回ったがどこもいっぱいなのか、ないのかわからないけど断られた。

まぁいいや。

観光しに来たわけじゃないし。




周りが暗くなってきたのでそのまま歩いて海の方まで出た。

お腹がすいたけど一人でビール飲むのもなんだからロッテリアに入ってしまった。

一人旅ってご飯の時間が一番むなしい。

海沿いに行って、宿を探した。

宿っていっても得意のチムジルバン。まぁ日本で言うスーパー銭湯。

おっちゃんに聞いたら海沿いをこのまま2キロほどであるっていうからそのまま歩いた。

久々やなぁ海のにおい。

波の音がええなぁ。

波の音にまぎれてEXILEの『道』を熱唱する。

みんな振り向いてる。まぁ日本語やから意味わからんやろ。

龍頭岩っていう有名っぽいとこがあったからそこで何歌ったか忘れたけどまた熱唱。

一人で歌歌いながら歩いてたら無償に誰かと話したくなって彼女に電話してみた。

『あーーヒデキ!!どう??電話待ってたよ♡』

とは全く言わないいつも通りのそっけない彼女とたわいもない話をしてたら、

チムジルバンっぽい建物が見えてきた。

ヒデキの日記はいつも詳しく書きすぎてる!らしい。

チェジュのチムジルバン高いやろうなぁと思ってたら泊まりで8000ウォン約500円。

海沿いで眺め最高。

いつも通り風呂は入って、おっちゃんがみんな自分でやってるから

今日は自分でやってみた。



あ、アカスリね。

でるでる!!

足のくるぶしとか鎖骨とか太ももとか。

おっちゃんたちのやり方見てたら、

おしりもやりたくなって立って本気でやる。

背中~~~!とどかん。

左右の手でとどくとこを頑張る。

左肩に脱臼癖のある僕の肩は抜けそうになる。

あかん。

まだとどいてない背中の真ん中の背骨の辺りが痒い。

と思ってたらおっちゃんが来てやってくれた。

かわりにおっちゃんの背中やってあげた。


鼻の脂とりたいと思って鼻をこすってみた。

何もでないあげく、お風呂で温まったくせにトナカイみたいになった。


お風呂をあがって付属の服に着替え、リラックスルームへ。

ジムが付いてたのでランニングマシーンで走りまくったら酔った。

歩くエスカレーター降りた時の感じあるでしょ。あれのひどい感じ。

そしてはだしで走ったから足の裏が靴ズレみたいになった。

寝る前に『フラガール』を見たら旅友のマユチャンみたいな子がでててビックリ。

そんでまた映画に泣かされる。旅にでて涙もろくなったな。


チェジュ島に来て、もし安宿とかGuestHouseとかに泊まろうと考えてるんだったら、

なかなか見つからないからチムジルバン泊も選択肢に入れてもいいかも。

ここは龍頭岩の近くにあります。


朝、チムジルバンを出ると風びゅーびゅー。曇ってるし。

一日ツアーやめて今日は海沿いひたすら歩いてみよう。


おばあちゃんが何人か一人でたそがれてた。

あの年になって何を思うんだろう。

若い時の事かな。初恋とか。


チェジュモアイ発見。

モアイをちょっと東洋人風にした感じかな。

ここでは名前はトルハルバンっていうらしい。

トルは石 ハルバンはおじいちゃんだって。



ipodから流れる音楽をひたすら歌う。

気持ちよくなってきたところで

昨夜、映画を見てしまったおかげで電池がなくなった。


あぁ。

仕方ない。

自分で適当に歌を作りながら歌う。

自分で作ると演歌みたいになる。

センスねぇなぁ。って思ったことも全て歌にする。


丘があったから登ってみた。

誰もいなくて一人で後ろ斜め45度にカメラをセットして撮る。

この寂しそうなんだか、未来を見つめてんだか、彼女思い浮かべてんだかな背中。

一時間ほどこうしてボーットしてたらツアーおばちゃん団体が来た。

写真とってくれって言うから撮ってあげて、こっちもせっかくだからお願いした。

普通に立ってピースして撮ってもらったら、

おばちゃんが『もう一枚!』って。

しかもポーズ指定。

斜面に座って体を斜め向けて手を足に、顔をこっちにって。





こんなかんじ。

さすがは韓国おばちゃん。

大阪おばちゃん負けてるかもな。


歩く事4時間。

空港の端っこの方に来たから無駄に飛行機の着陸する真下に行って写真とってみた。

スゲー迫力。

そんなことをしてたらメールが来た。

東京の友達が結婚して子供ができるって。

めちゃうれしい反面。

自分は何やってんだろ・・・

まぁそんなこと考えちゃうなら旅なんかしなきゃいいんだけど。

自作の歌じゃバラードばっかりだから

奥田民生の『さすらい』を熱唱し、元気を取り戻し、

街へと歩いた。

さぁ、今日はどこに泊まろうか。

2009年2月22日日曜日

デニスとジュリエット

一週間前に彼女ができたデニス。

彼女の名前がジュリエット。

韓国人は多くの人がイングリッシュネーム付けるんです。

もし僕が自分に付けるなら・・・

アレックス。ジム。ボブ。フリーザ。ルフィー。恥ずかしくて自分の自己紹介できひんな。

やっぱHDKでいいや。

デニスは彼女がジュリエットだからロミオに変えるとか言ってる。

道を歩きながらジュリエット~~って叫ぶ。

見てるだけでにやけてくるな。


まぁいいや。


デニスの大学の卒業式に行ってきた。

大量のチマチョゴリガールが見れるかと思って行ったけど、

一人もいなかった。

日本の大学の卒業式行ったこと無いから何が違うか分からんけど、

とにかくみんな抱き合って嬉しそうだった。

みんなで四角い帽子を投げる。

写真はデニスの頭に直撃したやつ。

めちゃ痛そうやった。


その夜、デニスの弟が働いてる結婚式場に、

家族、身内にまぎれてビュッフェを食べに行った。

みんな全く英語話せなくて、僕も韓国語分からなくてだったけど、

容赦なしに話しかけてきてくれる。

僕が、片言の韓国語の単語を言うと、みんな笑って喜んでくれる。

あぁいい家族。

このおじいちゃんは違う。

適当な飲み屋に入ってデニスと飲んでたら話かけてきて、

日本人だといったら日本語で話し始め、

マッコリおごってくれた。

おじいちゃんとかおばあちゃんは日本語話せる人が多い。

昔の事があるからやろな。

僕はこれくらいの歳の人達は日本のこと嫌いなのかと思ってた。

中にはそういう人もいるかもだけど、

日本人だというとほとんどの人が歓迎してくれる。

日本と韓国がもっともっと仲良くなれば良いな。


それはさて置き、明日からチェジュ島行ってきます。

船で行こうと思ってたんだけど韓国はビザなしだと30日しかいれないということで、

飛行機にした。

釜山からチェジュ島の往復で約7000円!

まーちょっと寒そうだけどこの機会逃したらなかなか行けなさそうやし。



そんでとうとう買いました。

福岡行きのフェリーのチケット。

これまた安くて5000円。

3月1日発で2日の早朝には日本だーーーー!!!

2009年2月19日木曜日

☆釜山☆


大邸DAEGU最終日。

この日もいつものようにテイヒョンが友人を紹介してくれた。

韓国の若いみんなは日本にかなり興味を持っていてくれてる。

いつも質問攻めだ。

英語を話せる人、離せない人は片手に辞書。

そして別れ際には、『これ日本に持って帰って!

ここでの思い出忘れないでね。』といろいろなものをくれる。

みんなに日本の名前をあげた。

こんな丁寧に会ってくれて僕はこの一週間かなり気持ちよかった。



最後に彼の好きな女の子を紹介してくれた。

ほんとに可愛い女の子だった。

公園に行き、顔周りだけ僕の好きなように切らせてもらった。

カットの後、あったかいお茶を買ってくれて『手を温めて』って。

ほんとに可愛い女の子だった。

二人がうまくいきますように。


出発の朝、テイヒョンが

『3月から学校が始まる。その時に今の髪型がいいからもっと短くしてほしい。ヒデのカットが大好きだ』

って言うから4日前に切ったばかりの髪を1センチずつ切った。

見送りには力とサムとテイヒョンが来てくれ、

高校卒業して、上京したとき以来、ホームまで見送ってくれた。

上京の時は泣いたなぁと思い出にふけりながら

さー次の目的地 プサン!!


韓国の新幹線KTXに乗り込み、

と見せかけてこっちに乗って久々の電車移動。


そしてプサンで待ってたのはデニス!!!

オーストラリアのブルーム以来の一年半ぶりの再会。

デニスは僕の姿を見るなり『ヒデ~~~』って走ってきて抱きついてきた。お互い27歳。

僕の彼女もこれくらい素直だったらいいのに。と思いながら地下鉄に乗りデニス家へ。

荷物を置いてとりあえずビール。

積もる話をし、

実は明日、大事な面接がある事を知り、

3日前に切ったばかりらしい髪を面接用にさわやかカットをした。

『僕がカットした人で就職活動に失敗した人はいない!』って言いながら。

まぁほんとの話。

次の日の朝、雨の中デニスは胸を張って面接にむかっていった。


ここでほんまは日記終わりやったんやけどもーちょっと。

デニスが出発してデニス家にはデニス母、弟、父、そんで僕。

3人は全く英語も日本語も話せない。

僕は、デニスの部屋でipodで音楽を聴きながら読書と、この日記を書いてた。

母が出発し、弟が出発し、タクシードライバーの父と二人きり。

デニスから僕の父は怖いんだ。と聞かされてた。

緊張の空気が僕の周りに漂う。

お昼を過ぎてもデニスは帰ってこない。

トイレに行きたくなって椅子から立ち上がったその時、

デニス父が『&%#!()&%$#、’&%$#””』と韓国語で話しかけてくる。

僕は『おはようございます。デニスがすぐ帰ってきます。』と日本語でいった。

父は『$&#’&#%”#”&#’#&”%”$』と大きい声で怒り口調で一方的に話してくる。

あぁ怒られてるんかな・・・・お父さん日本人嫌いなのかな・・・質問に答えれないからかな・・・

といろいろ考えながら『カムサハムニダ』と頭を下げてトイレに行った。

それから一時間がたった頃、

父が部屋に入ってきて手招きをする。

あぁ~~また怒られるかぁ・・

と思って立ち上がりついていったら

そこにはテーブルにお昼ご飯が並べられてた。

さっきも怒ってたんじゃなくって『お腹すいたやろ?ほんまデニスはおそいなぁ。なんか食べるか?』

って聞いてくれてたんだ。

ちょっと不器用だけどこんなお父さん大好き。

すごく嬉しくなったのでちょっと日記に足しときました。

2009年2月17日火曜日

韓国のお父さん


DAEGUから一時間ほど車を走らせ、

テイヒョンの別荘と見せかけておばあちゃん家に行ってきた。

日本の田舎にかなり雰囲気は似てる。


そこらじゅうの家の庭の端に大きな壷がいくつか置いてあって、味噌やキムチをつけてる。

家の縁側にはたくさんの乾燥味噌がぶら下がってる。

おばあちゃんおじいちゃんが田んぼを耕してる。

静かでいい雰囲気やなぁ。

なんか久々にこういう空気のきれいなとこに来た気がする。

テイヒョンの友達を一斉カットした。

後ろに写ってるのはなんとも言えないけど韓国で流行の前髪パッツンスタイル。

久々に野外でカットしたらかなり気持ちよかった。

が、寒い。

気温マイナス3度・・・

水スプレーにお湯を入れて髪をぬらし、日本風のスタイルに切る。



寒すぎて手は切っても気付かない。

最近気付いたんだけど、僕、冷え性です。

生姜食べる。


夜、みんなで韓国焼肉をした。

韓国のみんなはとってもマナーを徹底している。

お客さんの僕に絶対一番に食べさせる。

お客さんは動かさない。

ドアは開ける。

彼女になった気分。

そんで何人かは辞書を横において会話してくれる。

僕も海外から遊びに来てくれたらこれくらいせなあかんな。


次の日はお寺に行き、

その次の日には八公山って山を登りをした。

山の上には大きな石の仏様がいて韓国各地からきた人がお祈りしてた。

僕も家族の健康を念じた。

日本帰ったら四国の金毘羅山に世界一周が無事終わったお礼参りにいかなきゃ。

久々に運動したら体がすっきり。

体がなまってる。

この一年で体の中身は強くなった気がするけど、外身は確実になまったな。

日本に帰った旅友が毎日走ってるらしい。

僕もそうしよう。

一緒に登ったインチョンが海兵隊のアーミーパンツをくれた。


韓国の人達は、見た目弱そうで、勉強ばっかりしてるガリ勉タイプの人でも、

脱ぐとまじマッチョ。

さすが・・・


登山の日の夜、テイヒョン家に帰り、テイヒョン父と飲んだ。

父が英語しゃべってる。自分の家族では考えられんな。

韓国では、子供が親に対して敬語を使う。

『父、母が自分にとっては一番偉い人なんだ。』 って言ってた。

韓国の人のお父さんと飲むのは、彼女の家に娘さん下さいって飲むのと似てるくらい緊張した。

彼女の家にはまだ行ってないけど。


父は新聞を見ながら北朝鮮の話、演歌のTV番組を見ながら若い頃の話をしてくれた。

ソウジュが2本空いた頃、父はソファで寝てしまった。


さーそろそろプサンに向かうか。