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2009年1月31日土曜日

南米最終日

旅にでて365日目。

今日でちょうど一年がたった。

あっという間だったようで長かった一年。

今日の夜、日本に向かって飛びます。


昨日、最後の観光ということでF1のスターアイルトン・セナの眠っているお墓、

モルンビー墓地へ行く予定だった。


その前にと、その朝サンパウロについたまゆちゃん、ゆーたと一緒にご飯。

ブラジルと言えば!ってことで肉をそぎ落として食べるシュラスコっていうものを食べに行った。

約700円で食べ放題で4人とも大満足し、

さー墓地行くか!ってなったけど、

よくよく考えてみたら セナ に興味あるか??

F1みたこともないなぁ。。

おじいちゃんのお墓参りもろくに行けてないのに・・・

って思ったら行かんでもえーか。ってなって

行き先変更!

ブタンタン毒蛇研究所ってとこに行く事にした。

そこには毒をもったヘビ、サソリ、クモ、カエルがわんさか。

男心をくすぐるやつらばかり。

南米の自然、動物には最後まで楽しませてもらった。

欲を言えば、ヘラクレスオオカブト見たかったなぁ。


雨に打たれながらバスに乗り、東洋人街まで帰った。

この東洋人街には全都道府県の県人会があるらしい。

僕は兵庫県人会の会長さんに会いに行き、いろんな話をした。

この日本人街も以前に比べ、中国人の力が強くなってきたらしい。

中国人はどこいってもいるし、街をつくる。

日本人にもそういう勢いが必要なんじゃないかなぁ。


ってかまじサンパウロやることない。

南米最後にこんな小学生の日記みたいな文になってしまった。


南米最後のお客さん。

スペイン在住のDJあきらさん。

彼は「俺の髪は一本一本がラスタロック。
    だから強えーんだよ。」

って言ってた。

面白いこと言うやん。



次の日記の更新は日本か韓国。

旅は続きます。

2009年1月29日木曜日

地球の裏側の日本 inサンパウロ


ブラジルへ行こう。

とプエルトイグアスのバス停に行ってサンパウロ行きを聞いたら約US80ドル。

高すぎる。

ブラジルに入国してからチケット買おう!とブラジル側のフォスイグアスのバスターミナルへ。

国内線なのに70ドル。高すぎる。

そういえばタビゴコローズがパラグアイからなら50ドルって言ってたな。

パラグアイまで帰ろう。

3日前に来た道を戻りパラグアイのシウダーデルエステへ。

50ドルで次の日のチケットを買い、

せっかくなんでペンション園田へ戻って一泊した。


まゆちゃんの髪を切る。

南米で何回会ったんだろう・・・

このダブルピース何回見ただろう・・・


ゆーた、まゆちゃんと4人で園田を出てそれぞれのバスに乗った。








これで長距離バスは最後やな。

全部で何時間くらいバスに乗ったんだろう。

嫌だったことも最後って思ったら寂しくなるな。



17時間くらいバスに揺られ、サンパウロ到着。

やたら都会やな。

物価も恐ろしく高いし。


どこに泊まろうか。

ペンションナミ、ペンションあらき、鹿児島県人会、YH。

迷ったが、地球の裏側にある日本を見ておこうと、

東洋人街の中心にあって個室がある『ペンションあらき』にした。


荷物を置き、東洋人街をぶらぶら。

そしたらどっかから『ヒデキーー!』

えっっ?

前を見たら林夫妻が。

会う人には会うものやな。世界は狭い。

高級な日本食レストランへ。

と見せかけてマクドナルド。

日本にもこんなマクドナルドない。







情報をもらい、ぶらぶら再会。

日本語の本屋さん、ラーメン屋、スーパー。

なんでも揃ってる。

アメリカLAにあるリトルトーキョーに比べると、

ここには少なからず活気がある。

意外に少ないのがインターネット屋と美容室。

僕はここで働きたいとは思わないが、

この美容院の少なさはチャンスかもしれない。


ぷらっと日本の本屋に入ってヘアカタログを片っ端からみた。

出てる美容室もヘアスタイルも1年前に比べてそこまでは変わっていように思えた。

ただやっぱり日本のスタイルはかわいい。

ってか日本人かわいい。


気になったのが、立ち読みをしてると、

ヘアカタログを手にするのがほとんどブラジル人や海外の人たちだったってこと。

僕たちが海外雑誌を見てかわいいと思うのと同じように、

この人たちも日本の雑誌を見てかわいいと思ってくれてるんだ。


なんだか立ち読みをしながら気分よくなっちゃいました。


とりあえず雨よ!やみなさい。。。

2009年1月25日日曜日

☆イグアスの滝☆


『肉体の悪魔』ことヒロに、

釣りだけじゃなく、ビリヤードでも勝ってしまう。

そんな彼にステキな笑顔で見送られ。





バスで世界一の水量を誇るらしいイグアスの滝へ。

入場料60ペソ、ボート75ペソで約5000円。

アルゼンチンってなんでこんなに高いんや。

まぁ楽しませてはもらってるけど。


イグアスに入場し、電車みたいなやつに乗ってジャングルをかきわけ滝の方へ向かった。

ここはディズニーランドか?

こんな大自然に囲まれているのになんだかテーマパークに来た気分。





違うのは本物の動物達がいること。





ボリビア、ルレナバケ以来にひさびさワニ君に会った。

あの時は鶏肉で鼻をピシピシたたかなきゃご飯を食べなかったのに、

今回はパンを投げたらうれしそうに食べてた。


そんなことをしているうちにドーーーーン!と現れた滝。

これを滝って呼んでいいものなのか・・・

でかすぎる。

近くで見たいからとボートに乗りこむ。




話には聞いていたが滝の目の前で目なんて開けられたモンじゃない。

これは滝を近くで楽しむ為のアトラクションではなかったらしい。

濡れて叫んで喜ぶ。

欧米人向きのアトラクションやな。

マイナスイオンがどうこうってのはいまいちわかんないけど、

心が洗われた気がする。

全身ビショビショのまま列車に乗り、

メンイの滝、『悪魔の喉笛』と呼ばれてるところに行った。

遠くからでも聞こえる グォーーー!!っていう音。

男心をくすぐる音。

だんだん音はでかくなり、

目の前に立ったら滝の底は全く見えなかった。





グォーって音を聞いてるとボーッとしてしまう。





大きな音が大きく聞こえなくなってくる。

なんか気持ちよくなってきて、







ふと思い立って眉のピアスをやめることにした。

8年前、美容師になってはじめてもらった給料であけたピアスで、

今までなかなかはずせなかったけど、

もういらない気がした。







滝に投げ込んだ。

一瞬時間が止まったようにゆっくりキラキラしながら落ちていった。

ありがと~~~~。


気持ちを切り替えて振り返ったら、

こんなに穏やかな川の流れで魚が優雅に泳いでいた。

自然はほんとにすごい。

すごいって言ったら失礼か。

まぁとにかく南米の大自然にはお世話になった。

2009年1月24日土曜日

プエルトイグアス~アルゼンチン~

農協で韓国ジンロが200円で売ってるのを発見してしまい、

ペンション園田でカレーパーティーをしみんなとお別れ。

日本のカレーってなんでこんなに美味いんやろう。

韓国のジンロってなんでこんなに飲めちゃうんだろう。

強い酒は風邪にもいい。

と勝手に思い込んでるが、病は気から というくらいだから酒は飲むべきだろう。



風邪の合間を見て出発!!


目指す先はアルゼンチンのプエルトイグアス。

世界一の規模を誇る『イグアスの滝』があるとこ。

今まで林夫妻のSPとして働いていたヒロ君と一緒にイグアスへ。

ローカルバスを乗り継ぎ、パラグアイを出国し、

なぜかブラジル内をバスで走り、アルゼンチンに入国。

約4時間でプエルトイグアスに到着した。

昨夜、ジンロ、ワインを飲みすぎた為、

二日酔い。

僕じゃなく、彼女。



SP、そしてカメラマンのヒロは僕らの後姿を見守りながらシャッターを切る。

プールつきというYHに行ってみたが当たり前のように満室だったので、

SPヒロにつれられ『Anahi』って宿へ。

夜は彼女の二日酔いがさめた記念でハンバーグパーティー。

なんでもパーティーにすればいいと思っている。

僕。

”party”ってつけるだけで気持ちが高ぶる。


次の日はもちろんイグアスの滝観光!!!

といきたいところだけど、

その前にブラジルのVisaをとりに行った。

帰りのチケットも、イエローカードも提示をもとめられず、

何も聞かれないままお昼に出来上がった。

こんなに簡単にとれちゃうんや・・・

ってかなんでブラジルにビザがいること自体がおかしい気がするけど。


初日、張り紙をするのを忘れてたのに気付き、宿にはらせてもらったら、

宿のスタッフとガードマンが食いついた。

仕事中とかそういうのはまったく気にしない彼ら。

カットをした日としない日ではビールの味が変わる。

これで今日も美味しく飲める。


明日はイグアスの滝観光。


とかいいながら僕の気持ちはもう韓国。

2009年1月22日木曜日

パラグアイ ~イグアス移住地区~

スクレを出て、ボリビア最終地、サンタクルス。

ここにはボリビア、ラパスでお世話になった日本食屋『けんちゃん』の本店がある。

移動続きでろくなものを口にしてなかった僕と彼女は、

心を躍らせ、タクシーに乗って『けんちゃん』に飛び込んだ。

オーダーはラパス店にはなかったとんこつみそラーメン!

ラパスで一番のお気に入りけんちゃんチキン!

久々の日本食にドキドキしながら待つ。

注文した二つが目の前に並び、僕らは無言のお食事スタート。


が・・・・


米がぱさぱさ。


ラーメンまずい。。


あぁ。。けんちゃんのあの味はどこへ・・・

がっくししてホテルに帰り、次の日パラグアイへ。

国境でいつになく厳しいチェックをうけ、

首都アスンシオンに着いたのは夜7時。

17時間で着くっていってたのにかかったのは24時間。

遅れすぎやろ。

アスンシオンで疲れがピークに足していたが、もうひと頑張り。

シウダーデルエステ行きのバスの乗り、

41キロ地点に降ろしてもらい、日系人が移住してるイグアス移住区へ。

入った宿は『ペンション園田』。

夜中12時に着いた僕らを迎えてくれたのはもうおなじみの顔。

タビゴコローズ夫妻、林夫妻、釣れない釣り人ヒロ、ケンポコ夫妻。

ビールまで用意して迎えてくれた。

頑張って来てよかったぁ。


次の日。彼女から愛のこもった贈り物をいただいた。


風邪。

やさしく看病してたお礼やな。


風邪に負けてる場合じゃない。

ここイグアス移住地区はほんとのほほんとした村で、

日本の田舎道を歩いてるみたい。


しかもコープがある。

納豆が売ってる。

いや~もうすぐ日本やのに一足先に帰ってきた気分やな。


宿に帰りみんなの髪を切る。

林家妻、まみちゃん。

2ヶ月前にペルーでドレッドをばっさり切ったその髪はまみちゃんいわく”キャベツ”

本物みたらキャベツそのものやった。

透き通ったレタスに変身させるため、伸びた髪をブゥアッサリ切った。

メキャベツになったって喜んでた。

だからレタスだってば。


タビゴコローズ妻あゆみさん。

”のだめ”を目指しボブに。

ばっさり切るのは夫の役目。

まささんのこの気合入ったカット見てあげて。

そんでこのあゆみさんの嫌がる顔。


ケンポコ夫妻 妻ひろみさん。

なんともキレイな髪質をさらっと切らせてもらった。

僕もこんな髪質がほしかった。


つれない釣り人ヒロくんをイースターぶりにカット。

どうしてもゲイっぽくしたかったらしくモヒカンにして

山が大好きな彼の頭にパタゴニアのマーク、フィッツロイを書いた。


いやぁ楽しいなぁ。


BBQに縁があるのか夜はBBQパーティがひらかれた。

BBQは裏切らない。


次の日。

彼女にもらった贈り物が大きくなってた。

2009年1月17日土曜日

ポトシ→スクレ ~ボリビア~

ウユニから標高4080mの町、ポトシへ。

久々にぼろぼろのバスに揺られ、夜中1時半にポトシ到着。

予約してた『La casona』って宿に入り爆睡zzz

特にすることはないこの町だけど、ひとつだけ行きたいお店があった。

皮のオーダーをきいてくれるというお店。

次の日に二人でノリノリで行ってみたが・・・

つぶれてた。

あーあ。

気を取り直して

宿の子達の髪を切って、ヘンプで編み物を髪につけたげた。

全く英語のできない彼女達と、

全くスペイン語のできない僕達に共通の会話は

ジェスチャーと

『ボニート?』『シーーーボニート!!』

『可愛い??』『うん可愛いよ!!』

可愛いって言葉はどこでも覚えるべき。

もーちょっと話せたらなぁ。

まぁスペイン語圏はいったのに話す努力をしなかった僕達が悪い。


標高に負けたのか二人ともあまり体調が良くない。

バスチケットを取り、ボリビアの首都スクレに逃げた。

宿は『Amigo』っていうポトシのLa casona の姉妹店らしいとこ。

キレイだし、キッチンあるし、スタッフもいいし。

ただネットが日本語打てない。



ポトシといいスクレといいなんだかボリビアなのに治安がいい。

町もきれい。

ラパスがひどかったからかなぁ。

スクレに来て知ったことなんだけど、

チョコレートが有名みたい。

僕はあんまりチョコとか好きじゃないけど、

試しに買ってみたらこれがめちゃ美味!!


チョコ食べてる場合じゃない。

先を急がなきゃ!

次は南米のマイアミ!らしいサンタクルス!

海なんてあるはずないのになんでマイアミなんだ?

そんではやくパラグアイ行かなきゃ。

移動中のブログってなんかパッとしないな。


あ、日本帰国予定が2月1日なんだけど、

旅をもーちょっと続けるため、韓国行きチケット取ろうと思います。

2009年1月14日水曜日

☆ウユニ塩湖☆

サンペドロアタカマからボリビア、ウユニの町へ抜ける2泊3日ツアー行ってきた。

ウユニっていうのは標高3600mにあるめちゃめちゃでかい塩湖。

乾季はからからの塩湖が雨季には水がはる。

一面鏡になる。

その姿を見たくて一度スルーしてまで楽しみにしていたツアー。

アタカマからのツアーは結構人が少なくてメンツを選べない・・・

まぁそういうとこにいい出会いがあったりするけど。


今回のメンツはチリ人のおばちゃんカップル ディディとマイテ。

ブラジル人の体育教師、日系4世フェリッペ。

ドイツ人のメッセンジャー キケ。

飲酒歌手ドライバー オクタビオ。

僕らが最年少と、年齢層のかなり高い、メンツとなった。

みんなバテるなよ!!!


では・・・前回のイースター同様、写真たっぷりでどっといきます。


まずは約標高4000mにある温泉!!

いつぶりやろう・・・お湯につかるのは。

あー早く日本に帰って温泉行きたい!!!


いくつかの湖を見て宿へ。


いつものことやけど、

なかなか僕の名前を覚えてくれない。

だからヒデだってばヒデ!!って何回言っても 

シデ。

チデ。

チレ。

そして行き着いたのは覚えやすいと チリ・・・

まぁチリでも名前で呼んでくれた方がいいや。


標高4800mにある宿。この高さで寝るのははじめてやな。

言わんこっちゃない。

朝起きたら僕ら以外の半数の人が頭痛に悩まされてた。

テンション低低からの二日目スタート。

見所もブログに乗せるのも迷ってしまう感じ。

まぁ少しだけ。

大量のリャマの元へ走っていく彼女。

彼女から逃げるリャマ。


久々に見たボリビアの子供達。

外国の子供達は僕になついてくれる。

日本の子供には逃げられる。

唯一苦手な客層・・・


ひたすらまっすぐの線路の上を歩く。

僕の人生の線路はグニャグニャかな。

しかも分岐路がいっぱいありそう。

これから先どんな人生になるんやろうなぁ。

まだ、旅を続けたい自分と、早く日本で仕事をしたい自分と。

あと2週間のうちに決めなきゃ。


二日目泊まった宿は塩湖のすぐそば。

ツアーのメンバーと、一緒の宿だった人達が張り紙に食いついてくれた。

夕日を浴びながらのチリのおばちゃんカット。

みんな伝染してくれて次々と切らせてくれる。

僕がお酒を飲みだしてからは彼女にバトンタッチ。

彼女が切り始めると男性人が食いつく。

いつものこと。

いつも彼女も嬉しそう。


髪を切った後、

僕の名前をちゃんと ヒデ って呼んでくれるようになった。

なんだか嬉しかった。



3日目は待ちに待った ウユニ塩湖!

一面真っ白の世界。

『精神と時の部屋』にいるような気分にさせてくれる。

まぁ時間は現実より経つのが早い気がしたけど・・・


ここだといろんなことができる。

現実じゃ考えられないことまでも。


いつもかぶってる帽子に飛び込む。

臭いな。

洗わんと。


こんなボトルキャップがあったらプレミアついてたやろうなぁ。


彼女がどうしてもって言うから手のひらの上で転がされてあげた。

見てあげてこの満足そうな顔。


手のひらの上でカットしてみる。

揺れるから手を切った。


やっぱりカットは平地がいい。

けどカット中でも僕もお客さんもサングラスが離せない。

ただ気持ちいい。


ほんと夢の中のような気分だった。


一度車に乗って水が溜まってるポイントまで。

ここが一番楽しみにしてたとこ。

ガ・・・

水はあるけど鏡みたいになってない。

溜まりすぎか・・・太陽が高すぎか・・・

それとも僕らを映したくないのか??

ちょっとショックだったけど充分満足させられる美しさだった。

裸足になって子供のようにはしゃぐ。

ウユニのことを悪く言う人が今まで一人もいなかったのはこういうことだ。

これは世界でここでしか見れない自然の現象のはず。

写真じゃなかなか伝わりにくいかもやけど、

南米に来たら是非見てほしい。


『あぁ旅にでてよかった。』

と何回思ったやろう。


日本では友達が結婚したり、子供ができたり。

時間は流れるように過ぎている。

帰ったら浦島太郎か。

楽しみやな。